炊飯工場
安全とおいしさを追求する
炊飯工場4つのポイント

安全・安心について
2009年3月、国際的な食品安全マネジメントシステムであるISO22000を取得し、衛生管理の維持・向上を図ってきました。このたび、より高いレベルでの食品安全管理体制を目指して、2018年3月に炊飯工場と精米工場にてFSSC22000の認証を取得。継続的にシステムの改善をすすめ、安全で美味しい商品づくりに日々努めています。

美味しさについて
隣接する精米工場からお米を受入れし、新鮮で美味しいごはんの製造を行っています。釜全体に熱が行き渡る加圧式IH炊飯を採用することで、ふっくらと美味しいごはんが炊き上がります。また、釜毎に加熱パターンや加水量などが細かく設定でき、商品ごとに最適な製造が可能です。

設備について
2023年春に加圧式IH炊飯にリニューアルし、1.2気圧の加圧と106℃の⾼温⾼圧炊飯により、お⽶の芯まですばやく強⽕⼒を伝えふっくらご飯に炊き上げます。
洗米から浸漬・炊飯・蒸らしまでオートメーション化しており、最新鋭の設備と熟練スタッフの技術を併用することで、いつも変わらない美味しさのごはんやおにぎり・お寿司などを安定的にお届けしています。

多品目・大量製造について
炊飯工場では、1時間あたり、10,080食分の炊飯が可能です(1食200g換算)。炊飯されたごはんは小中学校の給食や外食店で使用されます。また、おにぎりは週末1日あたり約2万7千個、他には巻き寿司やいなり寿司・赤飯・おはぎなど約100種類の品目を日々製造しています。繁忙期では、いなり寿司3万7千個/日、巻寿司1万1千本/日、シャリ玉33万個/日を製造することもあります。
炊飯工場の流れ

貯米タンク
18の貯米タンクが存在しており、用途に応じて精米を使い分けた炊飯が可能です。

エア搬送システム
精米の計量を正確に測定し、糠玉などの異物の除去も行います。

加圧式IH炊飯ライン
加圧式IH炊飯により強い火力と圧力が釜全体に伝わり、炊きムラがなくふっくら美味しいご飯ができあがります。また加圧式IH炊飯のため1釜ごとにご飯の固さ、量によって熱量を変える事ができるので、品種毎に適した炊飯が可能となります。
- 能力:
- 72釜/時間
×2ライン×7kg(精米)=1008kg/時間

手巻きおにぎり
コンビニ等においてあるフィルム型の海苔付おにぎりの製造機です。ご飯を投入→ご飯計量→具材を投入→おにぎりの形に成形→フィルム・ラベル包装→商品となります。
- 能力:
- 3,000個/1時間