株式会社 米心石川

12月の豆知識「原料玄米の保管について」

2021年も残すところあと少しとなりました。

 

今年最後のマイハート通信では、「原料玄米の保管について」ご紹介します。

 

スーパーなどでよく見かけるマイハートブランドの精米は、

主に石川県内で生産された玄米を原料として作られています。

 

お米は野菜や果物と同じ生鮮食品なので、収穫後、少しずつ品質が変化していきます。

品質の変化を防いでおいしさを長持ちさせるには、どのような工夫が必要なのでしょうか。

 

7月の豆知識では、「精米」の保管方法をご紹介しましたが、

今回は精米する前の「玄米」について、

米心石川ではどのように保管されているのかをご紹介します!

 

【玄米と精米の違いとは】

玄米とは、収穫した稲の実からもみ殻だけを取り除き、ヌカや胚芽はそのまま残った状態のものを指します。

その玄米から、ヌカと胚芽を削り取ったものがスーパー等でよく見る精米です。

米心石川の精米工場では、石川県内で生産された玄米を仕入れ、ヌカと胚芽を取り除く精米加工を担っています。

 

【玄米保管のポイント】

1.安全安心な石川県産玄米を仕入

マイハートブランドの精米の原料は、農産物検査を受検した安全安心な石川県産の玄米を仕入れています。

 

農産物検査とは、農産物検査法に基づき全国統一的な規格に則った品位の格付け及び産地・品種等の

証明を行う検査であり、整粒(形の整った玄米)や被害粒・着色米等の割合に応じて1~3等、規格外の格付けがなされます。

この検査によって、玄米の公正で円滑な取引と、生産者が自分の作ったお米の等級を知ることで品質の改善に繋げることを目的としています。

 

米心石川では、農産物検査で産地や品種が証明されたお米を原料とすることで、

安全安心なお米として消費者の皆様にお届けしています。

 

2.産地と工場の距離が近い

マイハートブランドの精米は、石川県内で生産された玄米を同じ県内の精米工場で精米加工しています。

お米は輸送にかかる時間が長ければ長いほど、鮮度や品質が劣化してしまいます。

 

米心石川では、収穫から精米までを全て同じ県内で行うことで、品質低下を防いでいます。

 

3.適切な温湿度管理

米心石川の倉庫では、お米の品質を守るため

穀温15℃以下、湿度65%を目安とした適切な温湿度管理を心掛けています。

玄米も呼吸を行う生物です。呼吸をすることでお米の成分が消耗し、鮮度・品質が低下してしまいます。

また、高温多湿の環境では米の呼吸が盛んになってしまうため、劣化がより速く進んでしまします。

 

そのため、米心石川ではお米の呼吸を抑えることができる基準となる穀温15℃以下、湿度65%

目安として日々玄米の保管状況をチェックし、新鮮なお米をお届けできるように努めています。

 

4.厳しい日々の点検

玄米の仕入に携わる担当者は、日々さまざまな点検を行っています。

皆様のお口に入る食べ物を扱っているということを、日々忘れないように衛生環境の保全にも取り組んでいます。

 

 

米心石川では、このように衛生的に管理された環境で原料玄米の保管や精米を行うことにより、

皆さまのご家庭に安全安心なマイハートブランドのお米をお届けしています。

 

2021年も多くの皆さまに米心石川をご愛顧いただき、ありがとうございました。

2022年もどうぞよろしくお願いいたします。